超音波観察装置

正確な症状把握

超音波観察装置を使用して、より正確な症状の把握に努めております。
人体に害がなく、画像にて客観的に症状把握ができ治療効果を確認できます。


超音波とは

超音波は人間には聞くことができないほどの高い音で、検査装置では2~15MHzが使われます。
骨以外の軟部組織(筋、靱帯、軟骨、脂肪組織など)が明確に撮影でき、捻挫(靱帯損傷)、肉離れ、など骨折以外の軟部組織損傷を客観的に判断するのに役立ちます。
また、レントゲンでは確認できなかったヒビ(不全骨折)や小さな骨折(剥離骨折など)なども見つけることが可能です。
ベットサイドで容易に検査でき損傷をリアルタイムに撮影することができます。

 


特徴

1)放射線被ばくがない
レントゲンと異なり放射線の被曝がないので、どんな方にも安全にお使いいただけます。
人体に無害なので繰り返し観察をする事が可能です。

2)軟部組織の描出に優れている

レントゲンでは映らない筋肉・靭帯・腱などを高い精度で観察する事ができます。

3) 画像解像度が高い
一般に設置されているアナログ式に比べ画像解像度も高く(MRIの約3倍)
0.2mmまでの不全骨折も観察可能です。

4) リアルタイムで観察が可能
筋肉や関節を動かしながら観察する事が可能です。
またそれらのデータを動画や画像として保存する事が出来ます。

 


適応

  • 捻挫や突き指などで、骨に損傷がないか観る
  • 膝に水がたまっていないかを観る
  • 肉離れした部位に、筋肉の損傷がないかを観る
  • 打撲した部位の筋肉損傷や内出血を観る
  • 筋肉や腱・靭帯の断裂や損傷の程度を観る
  • スポーツ障害などでの関節内の様子や筋肉の様子を観る